「ISUスケーティング・アワード」は全7部門からなり、世界の選手、コーチらが対象。最優秀選手賞にチェン選手、最優秀プログラム賞には、ガブリエラ・パパダキス/ギヨーム・シゼロン組(フランス)が選ばれた。また、特別業績賞には4回転半ジャンプを初めて成功させたイリア・マリニン選手(米国、18)が選ばれた。
シェルバコワ選手は、自身のテレグラム・チャンネルに投稿したビデオメッセージの中で次のように語った。
「私はネイサン・チェン選手、ガブリエラ・パパダキス選手、ギヨーム・シゼロン選手をとても尊敬しています。彼らはフィギュアスケートの生ける伝説であり、各々の分野を新たな次元に引き上げた選手たちです。彼らと共にノミネートされたことを光栄に思います。オリンピックで優勝することは、すべてのスポーツ選手の夢です。そのために、私たちは毎日、毎年、練習しています。スポーツは、困難に直面してもあきらめないこと、弱点を克服することを教えてくれ、私たちを結びつけてくれます。受賞された方に心からお祝いを申し上げるとともに、今後のご活躍をお祈りいたします」
最優秀選手賞の初代受賞者(2020年)で、昨夏にプロ転向した冬季五輪男子2連覇の羽生結弦さんも「最優秀衣装賞」と「最優秀プログラム賞」の2部門でノミネートされていたが、受賞を逃した。
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