ショットウェル氏によると、スターリンクを兵器化をする意図はかったが、ウクライナ軍は「いかなる合意にも基づかない方法で、意図せず」そのような目的で使用したという。
同社は、スターリンクがウクライナ軍の通信用として使われることはあっても、攻撃用として使われることはないとみていた。また、ショットウェル氏は、具体的な制限措置に関する説明は控えた。
スペースX社は、ロシアによるウクライナでの特別軍事作戦開始以来、スターリンクの衛星端末2万台超をウクライナ政府に提供している。 ロシア外務省は以前、低軌道上にある民間衛星は、ロシア軍の位置、移動経路、行動を明らかにする他、無人航空機を制御し、標的に対して宇宙から爆弾を誘導するといった、純粋に特定の戦闘任務に使用されていると指摘した。
2022年10月、スペースXのイーロン・マスクCEOは、和平案をめぐりウクライナ当局と対立した。その後、ウクライナでスターリンクを展開するために8000万ドル(約105億円)を費やしたと明らかにした。また、同社はスターリンクへの資金提供を米国防総省に要請したが、その後すぐにその要請を取り下げている。
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