英国の首相官邸は8日、ウクライナのゼレンスキー大統領のロンドン訪問の前に、ウクライナ政府に長距離ミサイルを提供する計画を発表した。しかし、そのミサイルの種類や数は明らかにされなかった。
グリルス氏によると、英国は射程距離150マイル（約241キロメートル）の対艦ミサイル「ハープーン」を供与する。このミサイルは地上標的への攻撃に適応させることができるという。また同氏は、射程距離が最大350マイル（約563キロメートル）の空中発射巡航ミサイル「ストーム・シャドウ」についても言及している。
ウクライナ国防省の情報筋は、ウクライナ当局が英国のミサイルを使用してクリミアを攻撃するシナリオを進めていることを確認した。
グリルス氏は、英国がこういった長距離ミサイルを供与することは、キエフに短距離ミサイルを提供する米国よりもウクライナを支援することになるだろうと指摘している。
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