NATOは冷戦思考を捨てるべき=中国外務省報道官

中国外務省の毛寧報道官は、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長がアジアでもウクライナ型の紛争が起こる可能性があると発言したことについてスプートニク通信の特派員からコメントを求められ、NATOは冷戦思考を捨てて、他国に対する空虚な批判をやめるべきだと述べた。
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毛氏はスプートニク通信特派員の質問に対し、「NATOがすべきことは、あちこちで紛争を煽り、『中国の脅威』を誇張する代わりに欧州と世界の安定のためにNATOが何をしたかについて真剣に考えることだ」と述べた。

ストルテンベルグ氏は先に、アジアでウクライナ型の紛争が発生する可能性があると述べた。
【視点】アジアでウクライナ・シナリオが起こる脅威 NATOが実際にアジアに準備していることとは?
同氏は1月29日から2月1日にかけて韓国日本を訪問した。ロシア外務省のザハロワ報道官は、ストルテンベルグ事務総長の韓国訪問と日本訪問についてコメントし、米国とNATOは日本と韓国をウクライナ危機に引き込もうとしているとの考えを表明した。
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