カービー調整官によれば、物体がどの国のもので、どのような目的を持つものかは明らかになっていないが、先週、大西洋上空で撃墜された中国の偵察気球に比べてはるかに小さく、簡素なものだという。
カービー調整官は、国防総省が24時間アラスカ上空を飛行する物体を追跡し、物体は上空4万フィート(約1万2000メートル)を飛行していたことを確認していると述べ、民間機に危険が及ぶ可能性があったとした。
またジョー・バイデン大統領が軍に対し、撃ち落とすよう指示したことも明らかにした。戦闘機によって撃墜された飛行物体は、米領海の氷海上に落下した。
飛行物体は現地時間の9日に発見された。それが気球状のものだったかは確かでないものの、有人でないことは確かだという。また、米国はこの撃墜を受け、中国側と連携するかについては決まっていない。
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