ロシア非常事態省は「トルコでの捜索・救助活動中、ロシア、ベラルーシ、キルギス非常事態省の救助隊員の共同作業により、作業現場でロシアチームにより男性が救助された。男性は地震発生から160時間以上経過してから救出された」と伝えている。
なお、救助活動は暗闇の中で4時間以上続いたと指摘されている。建物が崩壊する可能性があり、命に関わるリスクもあった。
同省によると、医師は瓦礫の中で男性の救護にあたった。救助活動は無事終了し、男性は救急隊員に引き渡された。
トルコ南東部で6日未明、マグニチュード7.7の地震が発生した。この規模の地震は、同国では1939年以来最大レベルのもの。また、隣国のシリアの複数の地域でも被害が報告されている。NHKによる最新の情報によると、トルコ国内でこれまでに確認された死者は2万9605人、シリアで確認された死者は少なくとも3581人の計3万3000人以上となっている。
関連ニュース