原発大国フランス、ロシア産核燃料に対する制裁に反対

フランスは欧州連合(EU)が用意する第10弾の対ロシア制裁案の関連で、ロシア産核燃料を対象とすることに反対した。ポリティコ紙が報じた。
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欧州委員会のディッテ・ユル・ヨルゲンセン委員(エネルギー担当)が明らかにしたところによると、第10弾の制裁にはいつも通りハンガリーが反対した。ハンガリーは核エネルギーの分野でもロシアと協力している。また、今回の制裁案にはフランスも慎重な態度を見せた。原子力発電所の多くではロシア産燃料が使用されているとし、フランスは核燃料を対象とすることに反対する姿勢を示した。
「制裁の効果はあるが、何に効いているか分からない」=スウェーデン財相
2022年2月以降、EUは9回にわたって対露制裁パッケージを発表してきた。これまでに1386人の個人に加え、171の組織、団体が制裁対象となっている。
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