H3補助ロケットに着火せず=JAXA

日本の主力ロケット「H3」の初号機は17日午前10時37分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる予定だったものの、ロケットは打ち上がらなかった。補助ロケットに着火しなかった模様。JAXA(宇宙航空研究開発機構)が詳しい状況を調べている。NHKが報じた。
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「H3」初号機は、17日午前10時37分に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定だった。ロケットの発射台から白い煙が上がったものの、機体は打ち上がらなかった。種子島宇宙センターによると、メインエンジンに着火したものの、補助ロケットには着火しなかったという。
JAXAの広報担当者は報道陣の取材に対し、「メインエンジンには着火したもののロケットの両側についている補助ロケットのSRB-3には着火しなかった。どうしてこうなったかはまだ分からず若干時間がかかるようだ。今この状態ではきょう再び打てるということはないのではないか。まだ打ち上げてはいないので、失敗とは判断できない。打ち上がる前に分かったので、新しい打ち上げを目指すことになる」と話した。
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