同性婚や性的少数者の権利の問題は、岸田首相の秘書官を務めていた荒井勝喜氏が表した差別発言がきっかけで社会の大きな注目を集めた。荒井氏は「(同性婚カップルが)隣に住んでいたら嫌だ。見るのも嫌だ」と発言し、更迭されていた。
この状況に、同性婚についての質疑で岸田首相の「(同性婚を認めると)社会が変わってしまう」という発言がさらに火に油を注いだ。岸田氏は今日のLGBT「法律、制度が変わるという意味で使った。制度を議論していく必要があるとの趣旨だ」としどろもどろの説明を試みている。
また、5月のG7サミットまでにLGBT法の採択することについてもさかんに議論が行われている。日本はG7の中では唯一、同性婚を認めていない。
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