スナク首相は次のように述べている。
「なぜ我々に武器の備蓄が必要なのか。欧州諸国は自らに問うてほしい。何を守るために、何と闘うためにあるのか。ロシアの戦車を破壊するためなら、そのために使わなくてはならないのではないか。そのために持っているのではないのか」
スナク首相はロシアと闘うためであれば、武器備蓄が枯渇することは問題視すべきでないとの見解を示した。また、「備蓄が減ってもロシア軍にダメージを与えられれば、我々の安全は高まる」とまで述べた。
また、英国の今後のウクライナ支援に関しては、「英国はウクライナに長距離兵器を供与する最初の国になる」と宣言し、さらなる軍事支援の強化を示唆した。
英国は1月15日、他の北大西洋条約機構(NATO)諸国に先駆けて西側の主力戦車「チャレンジャー2」14台をウクライナに供与すると発表。戦闘機の供与も排除しないとしており、ロシアに対する対決姿勢を鮮明にしている。
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