朝鮮中央通信は、18日に平壌の順安国際空港からICBM「火星15」を発射したと指摘している。
同紙によると、ミサイルは最高高度5768キロまで上昇し、飛距離は989キロだった。1時間6分55秒飛行したという。また、発射は通常より角度をつけて高く打ち上げる「ロフテッド軌道」で行われた。
NHKが防衛省の発表として伝えたところによると、18日午後5時21分ごろ、北朝鮮からICBM級の弾道ミサイル1発が発射され、北海道渡島大島の西方約200キロの日本のEEZ内に落下したと推定される。
聯合ニュースによると、米韓の情報当局は詳しい分析を進めている。合同参謀本部は米軍と緊密に状況を共有するとともに、北朝鮮のいかなる威嚇と挑発にも合同防衛体制を一層強固にすることを確認したと伝えた。
また、今回のミサイル発射は、米ワシントンで2月22日に予定されている北朝鮮の核問題に対応するための机上演習「拡大抑止手段運営演習(DSC TTX)」と、3月に予定されている米韓合同軍事演習「フリーダムシールド」に対する北朝鮮の反発だとみられている。
北朝鮮による弾道ミサイルの発射は1月1日に続いて今年2回目。
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