クリミア東部で古代の遺跡から呪文が記された黄金製のお守りが発掘

クリミア半島東部のクィズ・アウルで行われていた発掘中調査では太古のユニークな黄金製のお守りが発見された。考古学発展財団のオレグ・マルコフ所長がスプートニク通信の取材に応じた中で明かした。
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マルコフ所長によると、お守りは古墳近くにある略奪物の集積場で発掘されたという。この略奪行為はハザール・カガン国(7世紀から9世紀)が存在した古代に起こったと専門家は見ている。
古代の古墳は極めて豪華で、そうした古墳には豪族が数世代にわたって葬られる傾向にあったという。そうした古墳には宝石類なども多く埋蔵されており、豪華な埋蔵物は略奪されたものの、お守りなどの細々とした物はその場で捨てられることもあったとのこと。そうした「ずさんさ」から、考古学者はこのようにユニークな発見物に恵まれることがあるという。お守りには魔術の文言が掘られており、現代語に翻訳すると、「知性と魂の誓約」と記されている模様。
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