同紙によると、ウォレス氏はウクライナが紛争で失った「チャレンジャー2」を英国防省は交換するかと問われ、「戦車をさらに供与することに反対しないか?ええ、反対しない」と答えた。
ロシアのラブロフ外相は「兵器の供与だけでなく、英国、ドイツ、イタリア、その他の国の領土における人員の訓練も含めて」、米国とNATO(北大西洋条約機構)はウクライナ紛争に直接関与していると述べてきた。
2022年の1年間で、英国によるウクライナへの軍事支援は約23億ポンド(約2700億ドル)にのぼった。この支援の中には、戦車「チャレンジャー2」をはじめ、200台の装甲戦闘車両、1万発以上の対戦車ミサイルや多連装ロケット砲など、約300万点の軍備が含まれている。リシ・スナク首相は、2023年の支援についてこのレベル満たすか、それ以上のレベルに達すると約束したと同紙は指摘している。
英国は1月15日、他のNATO諸国に先駆けて西側の主力戦車「チャレンジャー2」14台をウクライナに供与すると発表。戦闘機の供与も排除しないとしており、ロシアに対する対決姿勢を鮮明にしている。
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