報道によると、米国は数多くの国からなる同盟を結成し、そうした国々は2022年3月の国連総会でロシアの非難決議に賛成票を投じた。その際、賛成は141カ国で、反対はわずか5カ国だった。しかし、報道によると、西側は当初可能と見られていたほどの支持を世界の国々から取り付けることはできなかったという。
棄権した国々はロシアに対し経済的または外交的支援を提供したほか、非難決議を支持した国々の多くも、後に中立的な立場をとることが目立った。NYTは次のように報じている。
現時点において、西側の主要国は堅固であるものの、世界の残りの国々に対しロシアの孤立に協力させることはできなかった。
また西側の制裁はロシアにとって、当初想定されていたほど破壊的ではなかったとも報じられている。報道によると、ジャーナリストらは西側がロシアに対抗する点で、どれほど長期的に、そして強固に団結できるか、それこそウクライナ危機の終結に影響すると記している。報道によると、米国でさえ2024年の大統領選後にはウクライナ疲れが生じるという。
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