報道官は公式サイトに見解を表した。
「新たな反ロシア的発案を作成した西側の国々は、偽善的に、国連憲章への偽りの忠誠心を隠し、特殊軍事作戦の中で状況を調整しようとするロシアの方策を非難しようとしている。また今回の決議では、対話や前提条件なしの交渉への呼びかけ、紛争地域への武器の供給禁止など、安定した平和の達成に向けた基本的な理解が欠如している。我らの友人であるベラルーシが提案した総合的な修正案は西側の国々によって阻止された」
さらにザハロワ報道官は、「このように、決議の本質は、西側が始めたロシアに対する無差別な非難の継続であり、また近年、集団的な西側が、集中的に、ロシアに対する戦争へと仕向けてきた犯罪的なウクライナの民族主義的政府に対する支持である。決議案提出に際し、米国とその衛星国は、賛成しない国々に対し、脅迫や制裁への脅しなどの手段で圧力をかけるという得意の手法を用いた」と強調した。
報道官は、ロシアはウクライナとその周辺の状況を公正に評価するための積極的な活動を行なっているとし、ロシアは自国の国家安全とアイデンティティーを主張し、また主権国家の平等を含む国連憲章の原則を遵守する必要性を追求していくと指摘した。
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