日産、電気自動車のモデル数増加を目指す 2024年には中国市場専用モデルの投入も

日本の日産自動車は、2030年までに投入する電動車両のモデル数について、電気自動車(EV)19車種を含めた27車種に増加する意向を発表した。2024年には、中国市場向けに専用のEVを投入する予定だという。27日、同社がニュースリリースを発表した。
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日産が発表したニュースリリースでは、長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」を通じて、移動と社会の可能性を広げていくことを目指し、「電動化戦略をさらに加速させる取り組みを発表した」と述べられている。
同社が発表した取り組み内容によると、2030年度までに、19車種のEVを含む27車種を投入する。また、中国市場向けには、2024年に専用のEVを投入する予定だという。
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長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」では、2026年までに2兆円の投資を行い、EVおよびハイブリッド車(e-POWER搭載車)の開発に2兆円を投資する計画。最新の見通しでは、2026年までにハイブリッド車を含むEVの販売比率を、日本では58%、欧州では98%の水準まで高めるとのこと。2030年度には、世界に占める同社のEVモデルミックスの割合を55%にする予定。従来見通しの50%から55%以上へと上昇する見込みだという。
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