同紙によると、エネルギー省は連邦捜査局(FBI)と同様の立場を取り、新型コロナの起源について中国・武漢の研究機関から手違いで流出したと結論づけた。
同紙は「エネルギー省の結論は、新たな諜報データの結果であり、重要な意義がある。なぜならば、同省は科学的専門知識を有しており、最先端の生物学研究を行っている米国の国立研究所ネットワークを統制している機関でもあるからだ」と指摘している。
同紙は「エネルギー省の官僚は自身が立場を変えることになった機密情報の詳細を話すのは拒んだ」としている。同省は故意ではない流出が原因としている一方で、報告書の「確信度は低い」と評価しているという。
また、これは米政府の統一見解ではなく、捜査に参加している米政府機関のなかには自然発生説を主張している機関もあるという。
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