「帝国データバンク」は国内の食品や飲料メーカー、195社を対象に、2月末時点で値上げの動きをまとめた。それによると、3月に値上げされる食品や飲料は、「再値上げ」や価格を変えずに内容量を減らす「実質値上げ」を含めて3442品目となっている。さらに4月に値上げされる品目の数は4892品目に達する。「値上げラッシュ」となった2月の5528品目に続いて、4月は「値上げラッシュ」となる見込み。
また、2023年に入ってすでに値上げされたり、値上げが予定されたりしている食品や飲料は、累計で1万5813品目となり、値上げのペースは2022年より加速している。値上げ率の平均は16%で、原材料価格の高止まりやエネルギー価格の上昇などが主な要因。
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