ウクライナでの露特別軍事作戦

西側はウクライナに戦争を継続させるように仕向けている=露ラブロフ外相

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、インドで開催のG20外相会議を総括した記者会見で、ロシアはウクライナに関する真剣な交渉の提案を拒否した覚えはないが、一方でウクライナ当局に対してロシアとの対話に応じるよう呼びかけた人がいたという記憶もないと指摘した。
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ラブロフ氏によれば、ロシアは政治的解決を見つけたいという切実な願いからなされる真剣な提案を決して拒んだりしないと繰り返し公言している。

「我々が交渉を求められたとき、西側の国々やその他の国家がウクライナに対して(ロシアとの)交渉を呼びかけた人がいたということは記憶していない。ウクライナに戦争を継続するよう仕向けているのだから、おそらくこれには明白な真実があるはずだ」

これよりも前、独紙「ビルト」は、ドイツ政府と米国政府からの情報として、ウクライナ軍が秋までに著しい成功を収められない場合、欧米諸国はウクライナ当局に圧力をかけ、和平交渉を強制しようとしていると報じた。
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