アントノフ駐米大使は記者団に対し、次のように発言した。
「米国の兵器が送られるにつれ、キーウの犯罪者たちはますます気を大きくしている。合衆国の支援に背中を押された者たちが非人道的な行為に手を染め、ブリャンスクのようなテロ行為を引き起こした。ワシントンは民間人の射殺に加担した者たちの背後にいる。つまり、この非道な行為に責任を負っているということだ。米国の手は犠牲者の血に染まっている」
また、アントノフ大使はロシアに戦略的敗北を味あわせようとする米国の試みは失敗すると指摘し、米国による支援はキーウ・レジームが経験する臨終の苦しみを引き延ばしているに過ぎないと評価した。
3月2日午前、ロシア西部ブリャンスク州にウクライナの破壊工作グループが侵入した。破壊工作グループは、同州リュベチャネ村で自動車に発砲、地元住民1人が死亡、10歳の子どもが負傷した。その後、新たに地元住民1人の死亡が確認された。ブリャンスク州スシャヌィ村では、ウクライナのドローン(無人機)が投下した爆弾によってアパートが焼失した。
ロシアのプーチン大統領は、ブリャンスク州の2つの村に対するウクライナの破壊工作グループによる攻撃を「テロ行為」だと指摘した。
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