「我われはもはや経済が原因で大きな戦争に負けるだろう。下記を見てください。ほぼすべての製品が『Made in China(中国製)』だ。その通りでしょう?我われはどこの国から薬を買っている?中国、インド、等々、すべてBRICSのメンバーだ。BRICSにはどんな国が加盟しているのだろうか?ロシアだ… 戦争に参加した場合、我われは経済によってのみ荒廃させられるだろう。我われの軍隊がどれほど弱くなったかはもはや言うまでもない」
ドレイヴン氏によると、米国人は過去の世代がつくった強さ、団結、誇りの幻想によって形成された偽りの心理的安全性の中で暮らしている。同氏は、今日、もし米国の現状を知ったならば、敵は数か月で米国を「一掃」してしまうだろうとの見方を示した。
退役軍人のドレイヴン氏は、米軍の一員として戦闘行為に参加した自身の経験に基づいた欧米の政治家に対する批判を定期的にツイッターに投稿している。同氏は特に、米政府と同盟国にウクライナ支援をやめるよう求めている。なお、ドレイヴン氏は、ロシアのことも米国のことも支持していないと繰り返し指摘している。
スプートニク通信は先に、米中戦争は米国人がこれまで直面したことのないようなものになるだろうという米紙「ニューヨーク・タイムズ」のコラムニスト、ロス・バベッジ氏の見解を報じた。同氏は、米政府は自国の兵士を遠く離れた場所で戦わせるために兵士を派遣することに慣れているが、中国は非常に大きく発展した大国であるため、米国の地でも戦争を実感させる能力を持っていると指摘した。
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