「絆創膏型心電図」の開発者らは、これが行う仕事は14日間、休みなく患者の心電図を測定し続けることだと説明する。患者が休息をとる、仕事する、スポーツにいそしむ時に体の位置や動きがどう変化し、動きが緩和されていく様子を追跡し、身体的な活発のレベルを分析する。「絆創膏型心電図」はモバイル電話を通じて心臓の働きのデータをサーバーに発信する。
こうすることで心臓専門医はどんな機械からでもシステムにつながることができ、心臓循環器系の状態を分析し、変化を比較し、負担や薬への反応をチェックして投薬量を修正し、患者の携帯電話にアドバイスを送ることができる。開発者らは、「絆創膏型心電図」はウォータープルーフでとても小さく柔軟でワイヤレスなため、患者は不快感を全く味わうことがないと太鼓判を押している。
患者の心臓の働きを遠距離でモニタリングする機器を開発したのはロシア人科学者らが初めてではない。米国のiRhythm Technologies社もZio Patchと言う名称の小さな携帯センサーの開発を行っている。水に強く、最長で2週間の装着が可能だ。
韓国の心電図製造メーカーの機器АТ-Patchは日本も含め、世界に普及している。日本も独自の小型心電図機械の製造に取り組んでおり、Fujikin社開発のモバイル心電計デュランタは7日間は何の不自由も感じずに携帯が可能だ。医療者はクラウドを通じてリアルタイムで患者の心臓の働きを見守る。
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