「今から35~38億年前、地球に生命が誕生したのだが、この転換点となる時期は複数の先駆者となる小型のタンパク質によって引き起こされたと我々は考えている。これらのタンパク質が古代のメタボリック反応の重要なステップを踏んだのだろう。我々はこれらの『先駆者ペプチド』の1つを発見したということになる」
研究者らによれば、ニッケルは太古の海洋に広く存在していた。ニッケルはペプチドと結合することで強力な触媒となり、付加的な陽子、電子を引き付け、気体状の水素を生産する。そしてまさにこれが地球の生命誕生の端緒になった。
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