西側諸国によるウクライナへの兵器供与

デンマーク、ウクライナ支援に10億ドル拠出へ

デンマークの政府および議会は、ウクライナ支援のための基金を設立することを決定した。今年2023年は基金に約70億デンマーク・クローネ (10億ドル超または約1330 億円) が拠出される。デンマーク財務省が発表した。
この記事をSputnikで読む
発表によると、基金の資金は「ウクライナのニーズと要求」に従って、下記の3分野に分配される。
軍事支援。7億7990万ドルが武器や軍用装備品の供与およびウクライナ兵の訓練に充てられる。
市民への支援。1億7200万ドルが人道支援やウクライナのインフラ再建支援に費やされる。
デンマークのビジネス側からのイニシアチブのサポート。デンマーク政府は「ウクライナの復興に貢献」することを決めた国内企業などの支援に5700万ドルを拠出する。
デンマーク国防省は今月11日、ウクライナにドイツ製旧式戦車「レオパルト1」100両を供与すると発表した。なお2月、デンマークとオランダはウクライナへのドイツ製最新型戦車「レオパルト2」の供与を目的とした所謂「戦車同盟」への参加中止を表明した。
関連記事
EUが行き詰まり ウクライナに提供できる榴弾の数が不透明
ポーランド 新たにレオパルト戦車10両をウクライナに譲渡
コメント