プーチン露大統領、シリアのアサド大統領と会談 被災地支援、テロとの闘いなど議論

ロシア・モスクワのクレムリンで15日、ウラジーミル・プーチン露大統領とシリアのバッシャール・アル=アサド大統領の首脳会談が行われた。会談では二国間関係やテロとの闘い、地震の被災地への支援などが主要なテーマとなった。
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会談の冒頭でプーチン大統領は、アサド大統領とは緊密な連絡を取っており、二国間関係は発展していると強調。また、2月の大地震による被害は、シリアの人道的状況を深刻化させるものと指摘し、被災地への支援や復興支援の重要性を指摘した。
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一方、アサド大統領はロシアによる被災地支援に感謝の言葉を伝えた。また、シリアにおけるテロとの闘いにおけるロシアとの連携の成果を強調した。また、アサド大統領はウクライナにおけるロシアの特殊軍事作戦への支持を表明。ネオナチストだけでなく、「古いナチスト」との闘いも支持するとした。
会談は拡大会合とプーチン、アサド両大統領の1対1の会談の2形式で行われた。会談時間は約3時間に及んだ。両首脳は政治、貿易経済、人道分野における二国間の協力の発展についてやシリア国内や地域情勢の安定の展望について議論した。
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