西側諸国によるウクライナへの兵器供与

濡れ手に粟 ウクライナ特需で独ラインメタルはどれだけ稼いだか

戦車「レオパルト2」の供給に協力している独の軍需・自動車部品製造のラインメタル社はウクライナ紛争特需のおかげで過去最高の収益を上げたと発表した。フィナンシャルタイムズ紙が報じた。
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フィナンシャルタイムズの消息筋情報によれば、修正後の2022年の営業利益は27%増の75.4億ユーロ(1兆0593億円超)に達した。
ラインメタルは2023年の売り上げは前年2022年の64億ユーロ(8991億円)を大幅に超え、74億(1兆0396億円)から76億ユーロ(1兆0677億円)の王台に達すると予測している。
ラインメタルのアーミン・パッパーガーCEOは「戦争は欧州においてラインメタルのための新たなエポックを切り開いた」と語った。
パッパーガーCEOによれば、ラインメタルは現在、50台のレオパルト2と100台のレオパルト1の修理を行っている他、スイスから36台のレオパルト2を受理する予定。スイスからの36台は後日ウクライナへ渡される。
ウクライナでの露特別軍事作戦
ウクライナへの武器供与により廃棄処分コスト節約=米国コラムニスト
ロシア国防省は2022年12月の時点で、米国およびNATO加盟27カ国はウクライナへの武器調達にすでに970億ドル(12兆8700億円超)を費やしたと発表している。
ロシア対外情報庁は2月、ウクライナは2021年末からこれまでにNATO諸国から受け取った装備品の総額を発表した。
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