ウクライナが「神風ドローン軍」を準備=ザポロジエ州高官

ウクライナ軍が昨年秋にロシアへ統合されたザポロジエ州(ザポリージャ州)を攻撃するために、自爆型の無人攻撃機、通称「神風ドローン」の軍を準備している。同州の行政評議会のメンバーで、住民投票などのロシアへの統合を積極的に推進してきた運動「我々はロシアと共に」の代表を務めるウラジーミル・ロゴフ氏がこのように警告した。
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ロゴフ氏は、次のように述べている。

「ウクライナ軍はここ数日間の間に、ザポロジエ方面の前線で複数回にわたり偵察を試みている。これらは全て春の攻勢の準備を示しており、我々の防衛線に探りを入れているのだ。ウクライナ側はザポロジエ州の我々の陣地を大規模攻撃するため、神風ドローン部隊を用意している。ハイマースのロケットやその他の高精度兵器を節約しているのも攻勢準備の間接的証拠となっている」

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ロゴフ氏はまた、ロシア軍は相手の計画を知っているとしている。
ザポロジエ州は昨年9月の住民投票の結果、ロシアの連邦構成主体となった。ウクライナ側は住民投票の結果を認めず、攻撃を続けている。現在、ザポロジエ州の7割はロシアによって解放されているが、州都ザポロジエはウクライナの支配下にある。
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