サムスン製モデムで脆弱性 スマホが制御不可能になる恐れ

グーグルのセキュリティ調査チームである「プロジェクト・ゼロ」は、サムスンのスマホ端末「Pixel 6」、「Pixel 7」、「Galaxy S22」、「Galaxy A53」のモデムの一部で、深刻な問題がかなり多く見つかったと発表した。
この記事をSputnikで読む
専門家らは、「Pixel 6」、「Pixel 7」をはじめ、フラッグシップモデルの「S22」などサムスンの多くのモデルや、Vivo、スマートウォッチに採用されているサムスンのExynosモデムに脆弱性が18件存在すると指摘している。同チームによると、Wi-FiとVoice-over-LTE(VoLTE)をオフにすることで、これらの脆弱性を回避できるという。
報告によると、この18件の脆弱性のうち4件は最も重大な欠陥で、攻撃者がこれらの脆弱性を利用すると、遠隔操作で目立たない形で利用者のスマホとその基本的な機能の一部にアクセスできるという。
米メディア 女性にとって危険なApple製品を紹介
残りの14件は、デバイスへのローカルアクセスまたは携帯電話会社のエラーを引き起こす恐れがあり、通信モデム「Exynos Modem 5123」、「Exynos Modem 5300」、「Exynos 980」、「Exynos 1080」、「Exynos Auto T5123」などで問題が発生する可能性がある。
スプートニクは以前、世界で最も強力なスマホ10機種をランキング形式で伝えた。
関連ニュース
米アップルが韓国企業にガジェット製品用の有機ELディスプレイを発注
スウェーデンの企業 ガジェットが自己充電できる
コメント