https://sputniknews.jp/20221208/14142989.html

スウェーデンの企業　ガジェットが自己充電できる

スウェーデンの企業　ガジェットが自己充電できる

Sputnik 日本

スウェーデンの太陽電池パネルメーカー「エクセジャー」は、ガジェットが自己充電できる「パワーフォイル」という独自の太陽電池ベースの技術を開発した。ユーロニュースが報じている。 2022年12月8日, Sputnik 日本

2022-12-08T14:50+0900

2022-12-08T14:50+0900

2022-12-08T14:51+0900

it・科学

スウェーデン

テック＆サイエンス

研究

https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e5/07/07/8524542_0:105:2000:1230_1920x0_80_0_0_01706c7314ebadba3740ec0465582d44.jpg

パワーフォイルは、太陽電池を充填した液状の帯のこと。太陽光とデスクランプの両方の光を吸収し、電気エネルギーに変換する。この素材は、どんなガジェットでも、どんな凹凸のある表面でも、簡単に貼ることができるという。ガジェットの表面でパワーフォイルを硬化させると、この素材は恒久的に使える充電器になる。同メディアによると、エクセジャーの開発者は、この素材を使用したガジェットの所有者は従来の充電器を使って充電する必要はないと断言している。開発者らによると、この素材はどんな形のものやサイズであっても素早く簡単に表面に貼ることができ、ヘッドフォンのようなあまり電力を必要としないガジェットに最適だという。もしこの素材で携帯電話を充電する場合は、より多くの電力を必要とするため、充電時間は長くなる。同社は現在、この素材を使って3種類のヘッドフォン、通信用ヘッドセット、犬の首輪、自転車用ヘルメットなど6種類の製品を開発している。エクセジャーの創業者ジョバンニ・フィリ氏は、「現在、カーテンから火災警報器のセンサーまで、ほとんどすべてのものが電池で動いている。つまり、我々は年間数十億個の電池を、安価で便利な自己充電式のパワーフォイルに置き換えることができるのだ」と語っている。太陽エネルギーの技術は、常にあらゆる分野の限界に挑戦を挑んでいる。スプートニクは以前、オーストラリアの研究者らが、テスラの電気自動車用に3Dプリンターでソーラーパネルを印刷し、同車のルーフに取り付けたニュースについて報じている。関連記事

https://sputniknews.jp/20220814/12462991.html

スウェーデン

2022

ニュース

jp_JP

スウェーデン, テック＆サイエンス, 研究