同テレビは、わすか140年の間に地球の気温は1.1度上昇したと伝えている。人類はすでに現時点で、これまで以上に異常な暑さ、干ばつ、致命的な洪水に直面していると学術界でも指摘されているが、これも気温が1.5度上昇した時の地球を待ち構えるもののごく一部でしかない。専門家は、地球温暖化は33億人に影響を与え、生物種の14%が絶滅の危機に瀕するだろうと警告する。国連報告書では、2050年までに世界の大都市は、以前は100年に一度だった規模の大変動を毎年経験することになると伝えている。
国連気候変動に関する政府間パネルの次の報告書の発表は2030年になるが、2050年を目標に世界のすべての国がカーボンニュートラル達成を目指す取り組みに今、参加しなければ、次号発表の段階で何か策を講じるのはあまりにも遅すぎるとFrance25は伝えている。
スプートニク通信はこれより前、地球温暖化を遅らせるため、大気中の塵を利用するという米国研究者の案について紹介した。
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