【視点】北朝鮮の核搭載可能な水中ドローン、日本とグアムにある米軍基地に到達する可能性ある=専門家

北朝鮮は24日、新たな攻撃型水中ドローンシステムの実験を21~23日に実施したと発表した。北朝鮮メディアによると、これは核を搭載できる水中ドローン「ヘイル(津波)」で、2012年から開発され、50回以上の実験が行われて、このたび初めて発表された。韓国・北韓大学院大学の金東葉(キム・ドンヨプ)氏は、スプートニク通信のインタビューに応じ、北朝鮮の発表を過小評価すべきではない理由について語った。
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北朝鮮メディアによると、「ヘイル」の使命は「作戦の実施水域に気づかれずに到着し、超強力な放射能津波を発生させる水中爆発によって敵の船団とその主要な港を破壊すること」にある。
金氏は、これは北朝鮮の公式声明にすぎず、今のところ確認することができないと指摘した。一方、同氏は、世界では現在このようなさまざまなシステムの開発競争が繰り広げられており、そのうちのかなりの部分が実現されつつあると強調した。
金氏は北朝鮮の発表を引用し、「ヘイル」は平均速度2ノット(時速約3.7キロ)で200キロ以上巡航したと説明した。

「すなわち、4ノットの速度で航行したら400キロを走破することになる。したがって、北朝鮮から直接放たれたものは、韓国のすべての港に到達できる。仮に北朝鮮が主張するように、事前に搭載された漁船から商船を装って任務のために放たれた場合、日本やグアムにある米海軍基地を攻撃することが可能だ」

金氏はもう一つの重要な点として、北朝鮮が7回目の核実験を実施しなくても核弾頭の小型化と軽量化で大きな進展を遂げたとみられることを挙げ、北朝鮮は弾道ミサイルだけでなく、超大型の多連装ロケット砲や巡航ミサイル、さらには核起爆装置を備えた無人水中攻撃艇など、そのさまざまな運搬手段を披露していると指摘した。
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