北朝鮮、核反撃想定の戦術訓練を実施したと発表

© 写真 : KCNA北朝鮮、ミサイル発射
北朝鮮、ミサイル発射 - Sputnik 日本, 1920, 20.03.2023
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北朝鮮は、18〜19日に戦術核運用部隊が「核反撃仮想総合戦術訓練」を行ったと発表した。朝鮮中央通信(KCNA)の報道を元に、韓国の聯合ニュース及び日本の各メディアが報じている。
聯合ニュースによると、北朝鮮は19日午前11時5分ごろに北西部の平安北道・東倉里付近から朝鮮半島東の東海に向けて短距離弾道ミサイル1発を発射した。ミサイルは約800キロ飛行して東海に落下したとのこと。
北朝鮮は朝鮮中央通信(KCNA)を通じて、戦術核運用部隊が18〜19日に「核反撃仮想総合戦術訓練」を行ったと報じた。金正恩総書記は、娘のジュエさんと共に演習を視察したという。
新型の大陸間弾道ミサイル発射実験は米韓合同軍事演習への対抗措置=北朝鮮メディア - Sputnik 日本, 1920, 17.03.2023
新型の大陸間弾道ミサイル発射実験は米韓合同軍事演習への対抗措置=北朝鮮メディア
北朝鮮は同紙の中で、米韓は核能力の強化も含め、「北朝鮮を狙った」合同軍事演習を拡大していると表明した。
また、金正恩氏は「戦争を抑止するため、北朝鮮はいつでも核攻撃が可能な態勢にあるべきだ」と述べたという。
北朝鮮は16日にもICBM(大陸間弾道ミサイル)級のミサイル1発を発射しており、弾道ミサイルの発射は今年に入ってから7回目。また、北朝鮮が発表した戦略巡航ミサイルを含めると、ミサイル発射は9回目となる。
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