シリア北東部で米軍が不法占拠する地域にミサイル攻撃

シリア北東部で国内最大級の油田「オマル」及び「コニコ」が広がる地域にミサイル攻撃が行われた。この地域は米軍が不法占拠している。レバノンのテレビ局「 Al-Mayadeen」が報じた。
この記事をSputnikで読む
消息筋によると、油田「コニコ」には8発のミサイルが撃ち込まれた。ミサイルは米軍の基地、及びその周辺に着弾した。この攻撃で少なくとも米兵1名が負傷した。
シリア東部にある米軍の基地は23日、イランの無人機による攻撃を受けていた。この攻撃で米兵1名が死亡したほか、6名が負傷した。これを受け米軍はシリアに展開するイスラム革命防衛隊(イラン軍の一部)の関連組織に空爆を加えたと発表、この空爆では7人が死亡した。
米国はダーイシュとの戦いを口実にシリア北東部の占領を続ける=メディア
米軍はシリア北東部を不当に占拠している。これらの地域にはシリアの主要なガス田と油田が広がっており、シリア政府は米軍の駐留を占領行為にあたるとして批判し、原油の露骨な略奪を目的とした国家的海賊行為と呼んできた。
関連ニュース
イスラエル空軍がシリア北部の空港を空爆、被災地への人道支援物資供給がストップ
【視点】「計画してから口実を探した」 シリアの退役軍人、米国のイラク侵攻の本当の理由について語る
コメント