イランと米国が攻撃の応酬、バイデン大統領が対イラン方針を表明

シリア領内で米軍とイラン軍が攻撃の応酬をしたことを受け、ジョー・バイデン大統領はイランとの軍事衝突を求めていないとしつつ、自国民を保護し、武装組織の行動には引き続き対抗すると強調した。
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バイデン大統領はカナダのジャスティン・トルドー首相との共同記者会見で次のように発言した。

「一切の間違いがないように言っておくが、米国はイランとの衝突を求めていない、求めてはいないのだ。しかし、自国民は果敢に保護する。これはまさに昨夜起こったことである」

このように表明したうえで、中東地域で同盟国と連携しテロ撲滅に向けた努力を継続すると強調した。
シリア北東部で米軍が不法占拠する地域にミサイル攻撃
シリア東部にある米軍の基地は23日、イランの無人機による攻撃を受けていた。この攻撃で米兵1名が死亡したほか、6名が負傷した。これを受け米軍はシリアに展開するイスラム革命防衛隊(イラン軍の一部)の関連組織に空爆を加えたと発表、この空爆では7人が死亡した。
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