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マリニン、世界選手権史上初の4回転アクセル決める

25日、日本のさいたま市で行われたフィギュアスケートの世界選手権男子シングルのフリースケーティング(FS)の演技で、米国代表のイリア・マリニン選手(18)が同大会では史上初となるクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を成功させた。
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マリニン選手はフィギュアスケートの技のなかで最難関の4回転半ジャンプを見事に成功させ、世界選手権の歴史に残る偉業を成し遂げた。審査員からも肯定的な評価を得た。一方、フリップやルッツなどその他の4回転ジャンプでは着氷が乱れるなどして、総合点では288.44点で3位となった。
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マリニン選手は2022年秋、「USインターナショナルクラシック」のFSの演技で、世界初となる国際スケート連盟公認大会でのクワッドアクセルを成功させている。
マリニン選手は米国生まれだがロシアにルーツを持つ。両親のタチアナ・マリニナとロマン・スコルニャコフはともにソ連時代のロシア出身のフィギュア選手で、1990年代からはウズベキスタン代表として活躍した。1998年以降、一家は米国に拠点を移している。
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