エルドアン大統領は取材の中で、「我々は私たちの国を戦争に巻き込ませることは許さない、これこそ私たちの選挙キャンペーンを飾るスローガンの一つだ」と発言した。トルコでは5月14日に大統領選と議会選が予定されている。
エルドアン大統領によると、まさにトルコが2年間に渡って行ってきた努力により「西側チーム」はロシアに対する戦争にトルコを巻き込ませることができなかったという。その上で、「我々が(政権の座に)留まり続ければ、これを阻止できる」と指摘した。また、トルコの目的はロシアとウクライナの間で仲介役としての役割を担い、最終的には停戦交渉を成功に導くことだと指摘した。
なお、エルドアン大統領はロシアのウラジーミル・プーチンが4月24日にトルコを訪問する可能性があることを明かした。この日、トルコ南部メルスィン県のアックユ原発では核燃料の搬入が予定されている。仮にプーチン大統領の訪問が実現しない場合、両首脳はオンラインで会談を行う。
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