リッター氏によると、米国はウクライナが敗北した際の結果に対処できないため、あえて「目をそらす作戦」を遂行しているという。米国とウクライナはもはや「神頼み」の状況で、ロシア軍の状況についてプロパガンダを流すしかないとのこと。その例として弾薬不足、恐怖、軍内部の不満をあえて強調することで、「モスクワ版のマイダン」(カラー革命)を目指しているという。
リッター氏によると、激戦地のアルチョモフスク(ウクライナ語ではバフムト)でウクライナ側は壊滅的被害を受けており、最大で8万の兵が死傷、または捕虜になるとのこと。
先にウクライナのゼレンスキー大統領はAP通信の取材に応じた中で、仮にウクライナ軍がアルチョモフスクで敗北すれば、国民および国際社会はロシア側の要求に妥協するよう、政府への圧力を強めるとの懸念を示していた。また、アルチョモフスクの敗北はウクライナ軍の士気を引き下げるとも警告していた。
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