Танк немецкого производства Леопард-2 - Sputnik 日本, 1920
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
2022年2月にロシアが特別軍事作戦を開始して以来、 米国などの西側諸国はウクライナへ重装備の供与をはじめ、積極的な軍事支援を行っている。特に、ウクライナはすでに対戦車ミサイル「ジャベリン」、携帯式防空ミサイルシステム「スティンガー」、戦車「レオパルト」、「M1エイブラムス」、「チャレンジャー」、防空システム「パトリオット」、多連装ロケット砲「ハイマース」、巡航ミサイル「ストームシャドウ」などの兵器を受領している。スプートニクはウクライナへの兵器供与を注視し、その特徴や戦場での能力をまとめた。

ウクライナに供与されたレオパルト戦車は「奇跡の兵器ではない」=チェコのシェディヴィ将軍

© AP Photo / Joerg Saebachドイツ製戦車「レオパルト2A6」
ドイツ製戦車「レオパルト2A6」 - Sputnik 日本, 1920, 31.03.2023
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ウクライナに供与されたドイツ製戦車「レオパルト2A6」は「奇跡の兵器」として紹介されているが、これは明らかにその能力を過大評価したものである。チェコ軍の元参謀長イルジ・シェディヴィ将軍がチェコ誌「Czdefence」のインタビューでこのように語っている。
シェディヴィ氏は、トルコがシリアでの「イスラム国」(ロシアで活動が禁止されているテロ組織)に対する作戦でレオパルト戦車を使用した際に、トルコは少なくとも10両損失したという。
同氏はまた、「世界最高」といわれている米国製戦車「エイブラムス」についても言及している。同氏は、エイブラムスがウクライナに到着するのは早くても1年後であり、西側製の戦車は確かにウクライナ人を助けることになるだろうが、5月か6月に戦場に投入されたとしても時期としては遅すぎると指摘している。
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欧米の政治家がこういった自国の物資を過大評価することは、ウクライナの実情に無知であるためだとシェディヴィ氏はみている。さらに、ウクライナ当局が前線で損失なく「勝利」しているという、事実と異なる発言をしていることに批判している。
2月、ロシアミサイル砲兵科学アカデミーのコンスタンチン・シブコフ副学長はトルコ紙「Aydinlik」でのインタビューで、レオパルトやエイブラムスなどの戦車は非常にパワフルな戦車だが、戦場では砲兵や航空隊のサポートが必要だと指摘した。
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