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人間の寿命はまだ延びる 2060年までに人類が到達とされる限界年齢とは?

米国人研究者らの統計調査で、人間の寿命は122歳を超えうることが明らかにされた。調査結果はニュー・サイエンティスト誌に公表されている。
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これまでの最長寿記録は仏のジャンヌ・カルマンさん(1997年没)の122歳とされているが、学者らはこの年齢でさえ限界ではないと考えている。調査結果には「1900年から1950年の間に生まれた人の場合、死期は簡単には訪れていません。これは前代未聞のことです。この年齢層の人たちがここ数十年の間に高齢期に達するにつれ、寿命の指標は著しく伸びるだろう。我々の調査は、人間の寿命に最大の限界が存在するのであれば、それにはまだ近づいてもいないことが示された」と書かれている。
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研究者らは最新技術を用い、日本、米国、豪州など世界19カ国の50歳から100歳までの人の情報を分析したところ、人間は自分の寿命の限界にはまだ近づいてもおらず、この先数十年はさらに伸びる一方であることがわかった。研究者らの予測では最高寿命は2060年までには150歳に達する。
こうした傾向とは逆に米国の平均寿命は2020年から最悪の速度で進んでいる。の低下が直近100年で最悪の速度で進んでいる。
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