3月初旬、脱線事故が起きた現場にCDCが派遣した職員15人のうち7人に、喉の痛み、頭痛、咳、吐き気などの症状が現れた。事故発生直後、複数の地域住民も同じような症状を訴えていたという。
一方、CDC広報部によると、派遣された専門家チームのメンバーのほとんどは、その日のうちに症状が消え、翌日には全員が仕事に復帰した。その後、体調不良を訴えた人は誰もいなかったという。
米当局と列車を運行していたノーフォーク・サザン社は、脱線事故が健康に影響する可能性はないと繰り返し発表していたが、CDCの専門家は体調を崩した。
オハイオ州イースト・パレスチナおよびその周辺の住民は、頭痛、喉の痛み、鼻づまり、鼻血、皮膚の発疹、咳、目の痛みなどの原因不明の症状を訴え続けているという。
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