世界長者番付 ルイ・ヴィトン会長、マスク氏下し1位に 日本人トップはあの人

米経済紙「フォーブス」は4日、世界長者番付2023年版を公表した。今年は世界最大の高級ブランドグループ「LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)」のベルナール・アルノー会長が1位に輝いた。
この記事をSputnikで読む
1位のアルノー会長はディオールやルイ・ヴィトンなどの高級ファッションブランドを傘下に持つ「LVMH」のトップを務める。その資産額は2110億ドル(約27.9兆円)と評価された。アルノー氏が1位となるのは初めて。
2位は前回トップだった、米実業家で電気自動車大手「テスラ」や民間宇宙企業「スペースX」トップのイーロン・マスク氏。資産総額は昨年の2190億ドル(29.1兆円)から大幅に減り、1800億ドル(23.9兆円)となった。これは昨年のSNS大手「ツイッター」買収騒動に伴い、テスラ株の時価総額が大きく下がったことが原因とされている。
米国は出生率の低下で大きなツケを払う、「日本が良い例」=マスク氏
3位は米「アマゾン」の共同創設者ジェフ・ベゾス氏。「アマゾン」も昨今の減益で人員整理などを進めていると報じられており、ベゾス氏の資産は1140億ドル(15.1兆円)と、昨年の3分の2程度に減少した。
日本人でトップとなったのは、ユニクロなどを展開する「ファーストリテイリング」の柳井正会長で、世界39位にランクイン。続いて「ソフトバンク」の孫正義会長が69位、「キーエンス」創業者の滝崎武光氏が77位となった。
世界ランキング100位に入った日本人3人は、昨年6月に発表された日本長者番付でも上位を占めている。
関連ニュース
世界幸福度ランキング 1位はフィンランド 日本の順位は?
世界で最も強力なスマホ10機種が発表される
コメント