「徴用」をめぐる裁判の原告4人は2014年と2015年に三菱重工業を相手取り、賠償を求める裁判をおこしていた。これまで1審と2審は三菱重工業に賠償を命じ、現在は最高裁判所で争われている。こうした中、原告らは3月、韓国中部のテジョン(大田)地方裁判所に対し、三菱重工業が韓国国内に持つ特許権の差し押さえを申し立てた。裁判所は4月3日、差し押さえを認める判決を出したという。
今回の決定を受けて原告側は債権回収の手続きを進める模様。企業側は裁判所の決定に不服な場合は抗告の手続きをとることができる。今回の判決について三菱重工業側はコメントを控えている。
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