日米韓、海軍の合同訓練を実施 米空母も参加=韓国国防省

© AP Photo / Lee Jin-man米原子力空母「ニミッツ」
米原子力空母「ニミッツ」 - Sputnik 日本, 1920, 03.04.2023
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日米韓は、北朝鮮の水中脅威への対抗能力を向上させるため、3日から4日にかけて、韓国の済州島南方の公海上で米原子力空母「ニミッツ」などが参加する合同訓練を行う。韓国国防省が発表した。
日米韓が対潜水艦戦を想定した訓練を実施するのは2022年9月末以来、半年ぶり。
今回の訓練について、韓国国防省は「北朝鮮の潜水艦弾道ミサイルなど高度化する水中脅威への韓米日の対応能力を引き上げることが訓練の狙い」と説明している
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合同訓練は、韓国・済州島南方の公海上で行われ、米原子力空母「ニミッツ」と駆逐艦2隻が参加する予定。韓国からは駆逐艦3隻と軍需支援艦が投入される。日本からは海上自衛隊の護衛艦「うみぎり」が参加する。
訓練では、北朝鮮の水中脅威に対する3カ国の探知、追跡、情報共有、撃滅能力の向上を図るほか、捜索・救助訓練も実施される。
北朝鮮は近頃、核兵器システムを試射する目的で一連の演習を実施。18〜19日には戦術核運用部隊が「核反撃仮想総合戦術訓練」を行ったと発表した。また22日には、戦略巡航ミサイル4発を発射する訓練を行った。21日〜23日、25日〜27日には「核無人水中攻撃艇」と呼ぶ新型の水中攻撃兵器の発射実験を行った。そして27日には、「核空中爆発打撃」方式のミサイル射撃訓練を実施。ミサイルには核戦闘部(弾頭)を模した試験用弾頭が搭載されていたとされている。
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