日本 沖縄・宮古島周辺で陸自ヘリが行方不明 部品や多数の破片が見つかる ヘリには陸自第8師団長が搭乗か

日本では6日午後、沖縄県の宮古島周辺で飛行していた陸上自衛隊のヘリコプターが行方不明になったことが分かった。日本メディアが防衛省関係者の話を引用して報じている。
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行方不明のヘリは「UH60」。同機には隊員約10人が搭乗していた海上保安庁によると、同日午後4時40分ごろ、宮古島市の宮古島空港から北西に約18キロの海上で、同機の機影がレーダーから消えたという。
同省関係者によると、そのヘリは熊本県の高遊原分屯地所属のもので、当時、航空偵察を行っていたという。
海上保安庁によると、午後6時10分頃に現場海域で複数の巡視船で捜索を開始したが、現在のところ、手がかりはみつかっていない。岸田文雄首相は午後6時45分頃、記者団に対し「状況は防衛省で確認中だ。いずれにせよ人命救助最優先で取り組んでいく」と述べた。
その後、海上保安庁の巡視船がヘリのローターのようなものを回収したことがわかった。また同庁は、行方不明のヘリのものとみられる部品や多数の破片を発見。現場周辺の海域では油が浮遊しているという。
ヘリには陸上自衛隊の坂本雄一第8師団長も搭乗していたとみられている。坂本師団長は3月末に熊本・宮崎・鹿児島の3県を管轄する第8師団の新しい師団長に着任したばかり。
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