現地メディアはウクライナ大統領府側近の発言を次のように伝えている。
この考えは今のところ、一種のエキゾチックに見える。しかし、それは重要な、いわゆる戦略的問題に対する回答の一つのバリエーションとして浮上したのである。その問題とは、仮にNATOが我々の国を拒否する場合、いかにしてウクライナの安全を保障するかというものだ。
このように側近は発言し、ポーランドとの国家統合によりNATOに加盟する策を検討していることを明かした。
16世紀から18世紀にかけて存在した東欧最大の国家、ポーランド・リトアニア共和国は今日のウクライナ領ほぼ全域をその一部としており、ウクライナではこの共和国再建を目指す声が浮上している模様。
先にウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はポーランドの首都ワルシャワを訪問し、将来的にウクライナとポーランドの間ではいかなる政治的、経済的境界も存在しなくなると表明し、EU、NATOへの加盟を目指す姿勢を強調していた。
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