地域レベルでコロナの感染率は低下を続けている(アフリカは-45%、太平洋西部は-39%、北米および南米は-33%、欧州地域は-22%)。一方、東南アジア(+481%)と地中海東部(+144%)はそれぞれ上昇傾向にある。
なお、3月13日から4月9日までの28日間で、世界では300万件を超える感染が確認され、新たな死者数は2万3000人増加したものの、これらはいずれも前月比で-28%、-30%となっており、感染は収束方向にある。
一方、東南アジア及び東地中海の死者数はそれぞれ109%、及び138%と報告されており、いずれも増加傾向にある。WHOによると、インドはとりわけ感染拡大が激しく、1か月間の上昇率は937%で、それ以前は6千人強だったところ、現在は6万6000人に達しているとのこと。こうした変化は検査体制の影響もあると報告書では指摘されている。一部の国では検査期間が短縮されたり、報告の提出が遅れたりしているとのこと。
先にWHOのテドロス・アダノム事務局長は2023年以内にコロナウィルスのパンデミックが終了するとの期待を示していた。
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