情報筋によると、マクロン大統領の計画はウクライナの長期的な安全保障に基づくもので、「好ましい結果が得られれば」早ければ2023年の夏にもロシアとウクライナの交渉が始まる可能性がある。
マクロン大統領は、外交政策顧問のエマニュエル・ボヌ氏にこれを指示し、ボヌ氏は中国の外交トップの王毅・共産党中央外事工作委員会弁公室主任と共に交渉の土台作りを行うことが分かった。しかしその情報筋は、今後の会談の詳細を明らかにしなかった。
中国外交部はブルームバーグの質問に対し、情報の出所がわからず、その信憑性を確認することが困難だと指摘した。ロシア大統領府のペスコフ報道官は、ロシア側はマクロン氏の和平計画について把握していないと述べた。
マクロン大統領は5日に訪中し、中国の習近平国家主席と首脳会談を行った。その会談で習主席はマクロン大統領に対し、フランスがウクライナ問題の政治的解決に向けたプランを策定すれば、中国はそれを支持すると表明した。
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