ユニクロ、ロシアでの経常利益が明らかに

日本のファッションメーカー「ユニクロ」の現地法人、UNIQLO (Rus)は2022年度の経常利益が107億9000万ルーブル(約175億円)の赤字となった。ロシア会計基準局の発表で明らかになった。
この記事をSputnikで読む
2021年度は41億3000万ルーブル(約67億円)の黒字だったことから、大幅な赤字へと転じた。売上高は55.3%のマイナスとなり、2021年度は269億9000万ルーブル(約440億円)だったところ、2022年度は120億7000万ルーブル(約197億円)にまで減少した。営業利益は98.5%のマイナスとなり、2021年度は51億9100万ルーブル(約85億円)だったところ、2022年度は7790万ルーブル(約1億2000万円)となった。
ロシア初のマンガ展 サンクトペテルブルクで開催
ユニクロは2022年3月、「一連の困難」により、オンラインショップを含めロシアでの活動を停止すると表明していた。ただし、ロシアからの撤退は表明せず、職員も引き続き雇用すると約束していた。
関連ニュース
2022年度のロシア向け輸出量 医薬品は1079%増=財務省
日本が対露輸出規制を大幅拡大、対象はオモチャにまで
コメント