ウクライナでの露特別軍事作戦

露ザハロワ報道官、ロシア領内でのウクライナ軍による攻撃を容認した独国防相に反論

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、ドイツのボリス・ピストリウス国防相に向けて、ロシア領内でのウクライナ軍による攻撃を容認したことについて、自身の言葉を覚えておくようにとコメントした。
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ザハロワ氏は、自身のテレグラム・チャンネルでこのように指摘した

「皆さん、覚えましたか?『(民間人が被害に遭わない)限定的な攻撃は受け入れられる戦術だ』と。ボリスさん、あなたもご自身の言葉を忘れないでください。いずれにせよ、私が思い出させるわ」

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ザハロワ氏はまた、ドイツ国防省が「ノルドストリーム」へのテロ攻撃を実行した人物を突き止めたのかどうか尋ねた。ザハロワ氏は、これもドイツにとって重要なインフラ計画を破壊するための「容認できる限定的な攻撃戦術」であると示唆した。
先に、ピストリウス氏は、都市や市民への攻撃が行われない限り、ウクライナがロシア領内で軍事作戦を行うことは「普通」のことだと発言した。これに対し、ロシア国家安全保障会議のドミトリー・メドベージェフ現副議長は、ロシアへの攻撃を望むドイツ人に対し、ベルリンでの来たるロシアのパレードに備えるようにと忠告した。
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