南仏のレストラン マクロン大統領のせいで評判が地に落ちる

南フランスのあるレストランが、エマニュエル・マクロン大統領の訪問のせいで思わぬとばっちりを受けている。「France Bleu」が伝えた。
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「炎上」の渦中にあるのは、南仏ペロルにある「Peña Pil Pil」というレストラン。マクロン大統領はこのごろ南フランスを訪問した際、テラスでビールを飲もうと立ち寄った。その情報が広まった直後から、レストランは急激な評判の失墜やインターネット上の否定的なコメントに悩まされている。
以前、「Peña Pil Pil」のグーグルの評価は、5点満点中の5点となっていたが、マクロン大統領の訪問後に1.6点に下がった。コメント欄では「人気がない店、フランスの独裁者もきた」「食事はいいけど、悪魔にとりつかれた人(マクロン大統領)のせいで台無し」などと書かれている。
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レストラン側は大統領の訪問は予想していなかったという。従業員の1人は「大統領が来るなんて知らなかった。でも、大統領や大臣を断るわけにもいかなかった」と話している。
フランスでは年金改革などを背景に、国民の間でマクロン大統領への反発が増している。今回の南フランス訪問の際も、マクロン大統領は常に「マクロンはやめろ!」と叫ぶ抗議デモの参加者らにつきまとわれていた。また、別の訪問先では警察が催涙ガスを使用し、デモ隊は生卵やジャガイモを投げて応戦するという衝突も起こっている。
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